このほど発表された「2016年大衆『財政状況』報告」によると、2016年には普通の人々の資産運用をめぐるムードは「非常に積極的」が基調で、ネットユーザーの6割以上が今年の自身の資産運用の成績を「まあまあ」としたという。「北京晨報」が伝えた。
「まあまあ」という言い方には、資産運用で思うような成果を上げられなかったとの評価が見え隠れする。通年の資産運用目標の達成率の統計をみると、「満足」はわずか28%で、「まあまあ」が6割を超えて62%に達した。ユーザーは資産運用の成果が思い通りでなかった原因として、資金を分散しすぎたこと、買い入れの機会を見誤ったこと、操作を頻繁に繰り返しすぎたことなどを挙げる。専門家は、「こうした目標に到達しなかったユーザーのうち、圧倒的多数は投資の操作と方法に何らかの問題があったことが原因で、システム上のリスクや機構がらみの要因が占める割合は少ない」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月19日
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