外交部、中国とノルウェーの関係正常化について

外交部（外務省）の華春瑩報道官は19日、中国とノルウェーの関係正常化についての記者の質問に「ノルウェー側が中国の主権や領土の一体性等中国側の核心的利益や重大な懸念に関わる問題で重要で明確な姿勢を表明し、双方の政治的相互信頼の立て直し、両国関係の正常化実現に必要な条件を整えた」と表明した。

【記者】ノルウェー外相が19日に訪中した。6年間の困難な時期を経て、両国関係の正常化を意味するものだ。これについてコメントは。

【華報道官】近年、双方は踏み込んだ対話を重ねた。ノルウェー側は中国側の立場と懸念を十分に認識し、中国の主権や領土の一体性等中国側の核心的利益や重大な懸念に関わる問題で重要で明確な姿勢を表明し、双方の政治的相互信頼の立て直し、両国関係の正常化実現に必要な条件を整えた。

ブレンデ外相は訪中時に、李克強総理、王毅外交部長（外相）とそれぞれ会談し、両国関係の回復と発展について踏み込んで交流し、重要な共通認識にいたった。中国側はノルウェー側と共に、相互尊重、対等な付き合いを基礎に、互いの核心的利益や重大な懸念に十分に配慮したうえで、両国関係の持続的で健全な安定した発展を促すことを望んでいる。（編集NA）

「人民網日本語版」2016年12月20日