赶集網と北京数字一百市場調査諮詢有限公司(数字100市場研究公司)がこのほど共同で発表した1995年以降に生まれた(95後)ネットショップのモデルについての報告書「95後ネットショップモデル生存現状報告」によると、2016年にはネットモデルの83%は平均月収が1万元(1元は約16.9円)以下にとどまったという。「京華時報」が18日に伝えた。
調査に参加したネットショップモデルは18~21歳に集中し、無作為に抽出したサンプルのうち、95年生まれと96年生まれが50%を超えた。女性が多く80%に達し、男性は20%に満たなかった。学歴をみると、この若いモデルたちの学歴は高く、大専(短大に相当)や本科(4年生大学に相当)以上の割合が70%を超え、学業とモデル業の兼業タイプが76.7%に達し、モデル業を生業にしている専業タイプは20%以下だった。
報告書によると、16年にはモデルの83%は月収が1万元に届かず、2万元に達した人はわずか1.4%だった。「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)で所得水準は大幅に上昇し、1万元を超えた人が41.4%いた。だがダブル11はモデルの仕事にとって最も大きな圧力がかかる時期でもあり、89.4%が少なくとも2日以上連続で働き、仕事は相当ハードだった。
ネットショップモデルは若いからこそできる仕事で、世代交代が激しく、半数が「この仕事を長く続けようとは思わない」と率直に述べ、80%が「将来は別の計画がある」と答えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月19日
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