日本で高齢化が進み、農村を離れて都会に引っ越す若者が多くなるにつれ、野生動物から農村の耕地を守る猟師がますます減ってきている一方で、女性猟師が増加しているという。
日本鳥獣捕獲協会のデータによると、狩猟者登録をしている猟師10万5千人のうち、約3分の2が60歳以上で、女性は1169人のみ。また、農村に生息するイノシシやサル、シカなどの野生動物の数も増え続けており、農村は農作物の甚大な被害に悩まされている。農林水産省のデータによると、イノシシなどの野生動物が原因の農作物被害で農家が被る経済損失は、毎年200-300億円に上るという。猟師の人数を増やすために、狩猟団体や政府はSNSメディアを利用して、狩猟ツアーやトレーニングなどを企画し、猟師を募集しようとさまざまな手段を講じている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年12月27日
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