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村上氏、新作で南京大虐殺認める内容、専門家「正義・良識ある問題提起」 (2)

人民網日本語版 2017年03月09日11:16

また、朱氏は、「村上氏の問題提起が南京大虐殺の歴史をもみ消そうとする人たちの神経を逆なでした。彼らが南京大虐殺を否定するのは、歴史観が生み出した間違いによるもの」とした。

南京大虐殺は、第二次世界大戦中に日本の軍国主義が犯した深刻な罪であり、国際社会でも認められている歴史的事実だ。1948年に極東国際軍事裁判(東京裁判)の判決では、旧日本軍が長江に遺棄したり、穴を掘って埋めるなどして処理した死体(約15万人)を含めておらず、旧日本軍が南京で殺害した中国の市民や捕虜の数は合計20万人以上に上るとしている。朱氏は、「南京大虐殺の死者数に関して言い争う人たちの目的は、南京大虐殺の事実を否定し、さらには日本が侵略戦争や犯罪行為を行った歴史を否定することにある」と指摘している。

歴史を鑑とし、未来への警告とする。第12期全国人民代表大会常務委員会第7回会議で2014年2月、12月13日を南京大虐殺犠牲者国家追悼日とする決定が採択された。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2015年10月、中国の「南京大虐殺文書」を世界記憶遺産に登録した。このほか、カナダ・オンタリオ州議会が12月13日を南京大虐殺記念日に制定する法案を審議しており、現在その審議は最終段階に入っているという。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年3月9日


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