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中日文化の間を「泳ぐ」作家毛丹青(二)

人民網日本語版 2017年05月25日11:22

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中日文化の間を「泳ぐ」作家毛丹青(一)

絵:孫婷婷さん

作家・毛丹青は微信(Wechat)の公式アカウントで、自分のことを「日本で暮らす作家で、神戸国際大学の教授。日常生活をメインにし、日本文化の細部について描写することだけにこだわっているのではなく、他のことについても書くこともあるものの、主に日本人に対する理解を目的としている」と紹介している。(文:徐敏。済南日報掲載)

最近、毛丹青が翻訳したお笑いタレントの又吉直樹の小説「火花」の中国語版が人民文学出版社から刊行された。「火花」は日本で、発行部数300万部という大ベストセラーとなった。今回、毛丹青が取材に応え、「火花」を翻訳することになったきっかけにやこれまでの創作のエピソード、中日文化交流などについて語ってくれた。

「中国人はかつてない規模で日本のことを知るようになっている」

日本に来て30年になる毛丹青は、中国人が日本について理解するための手助けをする文化の使者である。そんな毛丹青は、中国が日本に学ぶべきこともあれば、同じように日本が中国に学ぶべきこともあり、日本の核心となっている文化は、民族全体の継続的な発展を支える原動力となっているとの見方を示す。毛丹青の中日文化交流の面における貢献は決して軽視できない。

現在、中国では日本旅行が、日本では中国旅行が人気となっていることについて、毛丹青は、「現在、日本のことを知りたいと思い、それを行動に移すという流れが中国の家庭にまで浸透している。元々中日関係というのは政府同士の関係から始まった。その最も初期の例が、1972年の中日国交正常化で、それは政治家たちが主導した。しかし、今はかつてない規模の学生や教師、ファミリーが日本に旅行に行っており、今後もその勢いは増すばかりと見られる」との見方を示す。


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