大衆による起業・革新(イノベーション)政策や起業・革新の人材が都市での起業にもたらす影響を尺度として検討した結果、北京市は標準ランキング都市研究院が優客工場とともにこのほど発表した「2017年大陸部最優良起業都市ランキング上位50都市」で首位に選ばれた。上位10都市には北京、上海、深セン、広州、杭州、武漢、天津、蘇州、成都、南京が並び、17年に大陸部で最も起業に適した都市になった。「北京日報」が伝えた。
関連の報告によると、中国には目下、5つの起業センターが形成されている。1つ目は北京、天津を核心とする華北起業センター、2つ目は上海、杭州、蘇州、南京を核心とする華東起業センター、3つ目は深セン、広州を核心とする華南起業センター、4つ目は武漢を核心とする中部起業センター、5つ目は成都、西安を核心とする西部起業センターだ。
中国の大衆による起業・核心のスタート地点である北京は、その優位性が一層強化されている。具体的に2つの指標によってみると、16年に北京の新たに上場した企業数は1450社に上り、2位の上海の878社や3位の深センの686社の合計にほぼ相当した。国家レベルの起業・核心プラットフォームは174を数え、これも上海の89と深センの86の合計にほぼ相当した。
16年に北京は引き続き対外的な権限の委譲や手続きの簡素化を強化し、周辺都市に機会を与えた。17年に設立されたばかりの雄安新区はこうした流れの中で利益を得るとみられる。また河北省の石家荘市、廊坊市、唐山市は最優良起業総合得点ランキングで前年より大きく順位を上げた。特に廊坊は14位上昇して、40位に躍進した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月24日
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