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人民網日本語版>>経済

越境EC、第2四半期に急成長

人民網日本語版 2017年08月18日16:26

インターネット調査会社・易観国際がこのほど発表した「中国越境輸入小売電子商取引市場四半期観測報告書2017年第2四半期版」によると、今年第2四半期の中国越境輸入小売電子商取引(EC)市場規模は、前四半期比17.6%増の938億2000万元(1元は約16.36円)に達した。北京日報が伝えた。

越境ECは6月18日の年中大セールで輝かしい成績を記録した。天猫国際(Tmallグローバル)は同日のセール開始時から7分間で取引額が1億元を突破し、取引件数が前年同期比500%増となった。京東全球購(JD Worldwide)の利用者数は前年同期比で2倍に増加した(「自营客单价超过去年同期30%以上」用語が不明で未訳)。網易考拉海購の売上は同日に急増し、昨年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)の3割以上増加となった。

易観によると、越境ECを好むユーザーのうち、24−40歳が大半の割合を占めている。ECユーザー全体の構造と比べると、越境ECを好むユーザーのうち24歳以下が高い割合を占め、女性ユーザーの割合も高めとなっている。

6月18日の大セールの影響を受け、今年第2四半期の市場全体の競争に変化が生じた。取引の重心は、メーカー側に傾斜した。天猫国際は依然として市場最大のシェアを占め、22.3%に達した。京東全球購は18.0%で2位、網易考拉海購は17.5%で僅差の3位となった。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年8月18日

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