▽トレンド:特殊ロボットと協力ロボットの売れ行き好調に
同報告によると、2012年から2017年まで、世界のロボット市場は平均17%近くの成長率を維持しており、2017年にはその市場規模が232億ドルに達する見込みだ。その内訳は工業ロボットが147億ドル、サービスロボットが29億ドル、特殊ロボットが56億ドルになるとみられている。
工業ロボットは依然としてロボット産業の礎石だが、協力ロボットが将来のトレンドになるだろうと専門家はみている。工業ロボットは特に複雑でコストが高い上、あまりにも多くのエンジニアを必要とするからだ。
その一方で、特殊ロボットにより興った新興市場も各国から高い注目を集めており、関連開発への投入を拡大し続けている。特殊ロボットの一種として、2017年世界ロボット博覧会では、バイオクラゲやバイオトンボといったようなバイオロボットが昨年より多く見られるようになった。しかも、バイオロボットが用いる技術は更に複雑で、各専門分野との繋がりもさらに緊密になるという。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年8月31日
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