2017年9月19日  
 

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<動画>日本人が語る中国侵略戦争の歴史 九一八事変86周年

人民網日本語版 2017年09月19日10:33

9月18日は「九一八事変」(満州事変)の発生から86周年となる。このほど日中口述歴史・文化研究会が立ち上げた日本講演チームが吉林省長春市を訪れ、日本による中国侵略戦争の真相を語った。

日本で軍国主義教育が台頭する今日、かつての狂乱の時代をくぐり抜けてきた同チームの日本の高齢者たちは懸念を抱いている。

長春にある「偽満皇宮博物院」(旧満州国皇宮)で、当時の1千枚を超える写真と向かい合った元国会議員の櫻井規順さん(82)は、深い感慨を覚えたという。

櫻井さんは、「偽満州国に対する日本侵略の事実が、映像として見事に保存されている。これは日本では見られない『九一八事変』の記録。それを見ることができて、いつも新たな考えを持ち、新たな憤りを感じる」と述べた。

櫻井さんは1989年から95年にかけて日本で国会議員を務め、今回はチームの一員として、九一八事変を記念するために長春を訪れた。櫻井さんの一家は44年、「満蒙開拓団」として中国の瀋陽(遼寧省)にやって来て、当時9歳だった櫻井さんは偽満州国時代の教育を受けた。

櫻井さんは、「夏休みには、子供が1週間ほど合宿で開拓の訓練を受けなければならず、そこでは日本はアジアで、ひいては世界で最も優秀な民族であると教育された。合宿が終わると、(偽)満州国で開拓の仕事をやる意志はあるかと聞かれ、ほとんどの少年が行きます、行きますと答えていた。そのぐらい、子供の頃の義務教育には、当時の小学校教育には中国に対する侵略の教育が徹底していた」と振り返った。


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