第44回世界技能五輪国際大会(ワールド・スキルズアブダビ)が14日夜、アラブ首長国連邦の首都・アブダビで開幕した。ワールド・スキルズ・インターナショナル(WSI)に加盟している68の国家・地区から約1260人の選手が集い、物流、構造・建築技術、製造・エンジニアリング、情報・通信技術、クリエイティブアート・ファッション、社会・個人サービスの6部門・52種目で自慢の腕を競う。人民日報が伝えた。
WSIのSimon Bartley会長は、開幕前の記者会見において、「ワールド・スキルズは、単なる競技大会ではない。同大会は、ひとつの『旅』であり、出場する若い技術者にとって、4日間の会期で競技を行うことと同じくらい重要なことは、各自の夢や希望について相互交流を展開することだ。競技を終えて自分の国に帰る時、世界に対する彼らの理解はさらに拡大しているだろう」と話した。
ワールド・スキルズは、WSIが組織・運営を行う世界トップレベルの国際技能大会であり、「技能のオリンピック」と称えられている。中国は、今大会で4回目の参加となり、52人の選手が47種目の競技に出場する。中国人力資源・社会保障部(人社部)の湯涛・副部長は、「今回のワールド・スキルズアブダビに、中国は最多の出場選手を送り、最多の競技種目に挑む。選手はいずれも、国内の度重なる選考で選び抜かれ、ハードな合宿トレーニングを乗り越えてきた『未来の工匠』たちだ。ワールド・スキルズに出場することによって、中国の技能人材の構築が推進され、工匠精神が発揚されて、中国の若き技術人材が世界という舞台に飛び出し、学習・交流を展開することだろう」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年10月16日
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