中国商用飛機有限責任公司が発表した情報によると、中国が独自に研究開発した北斗衛星測位システムは10日から14日にかけて山東省東営空港で、中国が完全に独自に設計・製造したリージョナルジェット「ARJ21―700」103番機に搭載され、テスト飛行を行い、無事成功した。この稀に見るテスト飛行は、国産衛星測位システムの中国産民間機への応用の幕を正式に開いた。人民日報が伝えた。
今回の試験ではARJ21―700を用い、関連国際民間航空基準と中国民間航空関連技術指標の要求に基づき、北斗受信機の機能及び性能のテスト飛行検証、北斗地上強化システムに基づくⅠ類精密アプローチ性能のテスト飛行検証、北斗ショートメール機能のテスト飛行検証を行った。測定・試験結果によると、国産関連システムの性能は海外の同類システムの水準に達しており、うち瞬時・迅速測位指標は世界トップ水準に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月16日
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