鉱床地質専門家、中国工程院院士の陳毓川氏は先ごろ北京で開かれた「黄金産業ハイエンドフォーラム2017」に出席した際に、「60年以上のたゆまぬ努力により、中国は黄金科学技術分野で世界トップ水準に達している」と述べた。陳氏は中国の黄金企業に対して、海外進出し「一帯一路」(the Belt and Road)を建設する過程において、黄金科学技術のけん引力を力強く発揮するよう提案した。また関連科学理論及び応用の革新、鉱床調査・採鉱技術及び応用の革新を続け、確かな「グリーン鉱山」技術により人々から尊敬されるグローバルな黄金企業に成長するよう提案した。人民日報海外版が伝えた。
中国はすでに世界黄金業界のけん引役になっており、黄金産出量は10年連続で世界一に、消費量は4年連続で世界一に、黄金取引規模は世界第3位になっている。陳氏は、これらの成果には黄金科学技術の力強い支えが不可欠だったと述べた。
中国黄金集団公司董事長、中国黄金協会会長の宋◆氏(◆は金が3つ)は、「科学技術革新は当社が鉱業『一帯一路』建設に加わり、世界の鉱業協力先駆者になるための武器だ。当社は科学技術革新基地と高級人材育成の場を作り続け、科学技術への投資拡大を継続し、科学技術の難関突破を実施する。現在すでに世界トップの生物酸化及び原鉱ベーキング技術を自主開発しており、低シアン化物金抽出技術でも重大な進展を実現している」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月16日
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