国家ハイブリッド稲研究センターが15日に発表した情報によると、中国工程院院士の袁隆平氏のチームが栽培するスーパーハイブリッド稲品種「湘両優900(超優千号)」が15日、河北省硅谷農業科学院スーパーハイブリッド稲モデル基地で同省科学技術庁による生産量測定・検収に合格した。0.06ヘクタール当たりの平均生産量は1149.02キログラム(1ヘクタール当たり17.2トン)で、世界の稲生産の最新・最高記録を樹立した。科技日報が伝えた。
生産量測定専門家チームは、華中農業大学や中国農業科技創業革新連盟、河北省農林科学院、河北省土壌肥料総ステーション、河北工程大学、邯鄲市農牧局土壌肥料ステーションなどの部門の7人からなる。専門家チームは同基地の栽培面積6.8ヘクタールの「湘両優900」高生産量難関突破エリアの現場で、生産量を測定した。さらに3ヶ所を選び人工収穫と機械脱穀、実地収穫を行った。収穫面積は0.2ヘクタール。3ヶ所の0.06ヘクタール当たりの生産量は1181.00キログラム、1129.68キログラム、1136.38キログラムで、平均1149.02キログラムとなった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月16日
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