2022年北京冬季五輪誘致時の立候補期間のロゴマーク(資料提供:2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会公式サイト) |
「全国民のフィットネス・スポーツ関連イベントを広範囲で展開し、スポーツ強国の建設推進を加速させ、北京冬季オリンピック・パラリンピックの成功を目指す」―中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)報告で冬季オリンピックがトピックとして取り上げられ、北京冬季五輪が人々の熱い注目の的となった。人民日報が伝えた。
北京市の張建東・副市長は19日、第19回党大会北京代表団のグループ討論において、「2022年北京冬季五輪の会場およびインフラの建設はすでに全面的にスタートした」と述べた。
張副市長の談話内容は次の通り。
「北京競技エリアに新たに建設される国家スピードスケート館の建設工事はすでに始まっており、延慶と張家口競技エリアの全体計画も確定した。また、京張(北京市-河北張家口市)高速鉄道や延崇(北京延庆-张家口崇礼)高速道路などの重大インフラプロジェクト建設も順調に進んでおり、2020年に行われるテスト大会に間に合うよう、2019年末までに竣工する見込みだ」。
「施設の建設においては、大会開催時の競技の需要を重視すべきであり、環境保護にも配慮しなければならない。また、大会後の利用についても注意を向ける必要がある。異常気象に対応するため、雪資源確保のための方案の制定など、競技関連サービスの保障も秩序立てて進められている」。
「現時点で、冬季オリンピック・パラリンピックのエンブレム公募に対して、約4500点の応募作品が集まっている。我々は関連手順にのっとって作業を進めており、年末に発表する予定だ」。
2015年7月、北京は第24回冬季五輪の開催権を獲得した。中国で冬季五輪が開催されるのはこれが初めてとなる。中国初の冬季五輪は、2022年2月に北京市および河北省張家口市で共同開催される。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年10月24日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn