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日本、「ネコブーム」が巻き起こり「ネコ型社会」へ突入 (2)

人民網日本語版 2017年11月01日09:51
日本、「ネコブーム」が巻き起こり「ネコ型社会」へ突入

ネコノミクス

ネコの経済効果を15年で2兆3162億円と試算する関西大学の宮本勝浩名誉教授は、安倍晋三首相が唱えたアベノミクスになぞらえ「ネコノミクス」という言葉を使った。ネコ関連のビジネスはあまりに規模が大きく、それを試算するのが難しいほどだ。日本の猫の日実行委員会は1987年に、2月22日を猫の日と定め、その日にはネコに関する写真展や絵画展などの各種イベントが行われる。そして、各種ネコグッズもこの日に合わせてたくさん発売される。

日本ではネコをテーマにしたドラマや映画も多い。例えば、北村一輝が主演の映画「猫侍」シリーズ、また、同じ製作チームの動物ドラマシリーズ第13弾「ネコ忍」など、斬新なスタイルの作品は好評を博した。ネコ関連の小説や漫画は数え切れないほどあり、夏目漱石の「吾輩は猫である」は今でも人気となっている。12年、動物写真家・岩合光昭が世界各地のネコを動画で撮影したものを紹介するドキュメンタリー番組「世界ネコ歩き」は、NHK BS プレミアムで放送され、好評を博した。

「ネコノミクス」により、「ネコ本専門店」や「ネコカフェ」を開く日本人も多い。例えば、宇都宮市のあるネコ本専門店では、7年前からネコのリクオが「店長」を務めており、猫本を集めた専門コーナーとして「にゃんこ堂」を設置。ネコの本屋、絵本、写真集など500冊以上が並ぶ。今では日本全国にこのようなネコ本専門店が10軒以上あり、その数は増加中だ。

店内でネコを飼って客呼び込みを図っている喫茶店のオーナーもおり、「ネコカフェ」も登場している。東京のネコカフェ「MOCHA」や「てまりのおうち」などの店内には、数十匹のネコがおり、客はコーヒーやソフトドリンクを飲むことができるほか、ネコに餌をあげたり(有料)、ネコと遊んだりして、過ごすことができるようになっている。


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