中国航天科工集団公司第四研究院が31日に湖北省武漢市で開催した、宇宙レーザー技術産業国際フォーラム2017で発表された情報によると、武漢市量子機密通信都市ネットワークプロジェクト1期の建設が終わり、同日より正式に運営サービスを開始した。科技日報が伝えた。
同研究院の伍暁峰副院長によると、これは世界で初めて「量子波長分割多重方式」技術を採用した量子通信ネットワークで、世界最先端の各種量子通信技術を検証することになる。
伍副院長によると、プロジェクト1期は行政ネットワークの量子通信応用を切り口とし、行政ネットワークの手続きの透明化及び高効率管理を実現し、行政データの絶対な安全を保障する。同時に武漢市政府各部門のデータ資源を統合・管理し、行政データ生態チェーンを形成し、経済効果を生む。プロジェクトの正式な運営開始により、武漢市の行政・金融などのネットワーク情報の本質的な安全性を大幅に高め、通信の「安全・自主・制御可能」を実現し、武漢都市圏及び中部都市群の台頭を情報安全により支える。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月1日
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