取材では、最小で4人からなる運営チームで、繽果盒子40店舗を管理でき、各店舗の運営コストは従来のコンビニの15%にすぎないことが分かった。「小范FAN AI」は、新しい店舗に導入され、ムーブメント商品棚、画像認識技術は今年中に商用化されるという。
無人販売業界にとって、コピーし、大規模化できるかは大きなカギとなる。陳氏は、「店舗展開の必要に合わせるために、半年かけて組み立て式の店舗を打ち出した。それを採用することで、ほとんどの場所へ店舗設置することができ、輸送コストや施工コストを大幅に削減することができる。また、組み立て式の店舗は、将来のハードウェアのグレードアップのために基礎を据えることができる。現在、組み立て式店舗の研究開発は既に終了し、量産の段階に入っている。今年末には、毎月3500台を作ることができるようになるだろう。つまり、今後数ヶ月、当社の店舗拡大のペースは一層加速するということ」としている。
統計によると、2016年8月に、中国で初の無人コンビニが設置されて以降、繽果盒子は他のブランドに勝るペースで店舗拡大を進めている。今年9月28日の時点で、繽果盒子は北京、上海、広州、深センなどの一線都市を含む中国22都市に158店舗を構えている。同社は今後、中国東部地域の人口密度が高いエリアで運営テストを行った後、人口密度の低い内蒙古(モンゴル)自治区鄂爾多斯(オルドス)市で、無人コンビニの展開を試みる計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月6日
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