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上海市で大規模お見合いイベント、当事者よりも焦りを見せる親たち

人民網日本語版 2017年11月10日09:22

上海市浦東区でこのほど、大規模なお見合いイベントが開催され、独身男女1万人以上が生涯のパートナー探しに参加した。

上海市婦女児童指導中心の周■珉(■は王へんに玉)主任は、「現在、行き遅れた独身男女の結婚が問題となっている。今回のお見合いイベントの参加者は、30歳以下の独身男女の割合が約半数、また30代から40代の割合も約半数だった」と紹介した。

ではなぜ行き遅れた独身男女がこれほど多いのか。参加者には修士や博士といった高学歴だけでなく、中国国内の名門大学卒の男女も多く、年収は10万元から30万元(約170~510万円)となっている。しかし、そのほとんどが仕事の忙しさが恋愛や結婚の妨げになる主な原因と感じているようだ。

独身の荘さんは、「朝早くに家を出て、遅くに帰宅するため、夜は家でゆっくり休んでいる。週末も交際範囲が狭いため、イベントに参加するといったこともとても少ない」と話す。

また独身男女だけでなく、独身男女の親たちの多くもイベント会場を訪れており、当人たちよりも焦る様子を見せていた。

主催側が今回の参加者の所得を分析したところ、高収入で経済的に余裕があるのは主に80後(1980年代生まれ)や70後といった35歳以上の世代。30歳以下は経済的な条件でやや劣る。その上、持ち家を条件としている親たちも多く、こうした傾向が晩婚化を助長していると言っても過言ではない。(編集TK)

「人民網日本語版」2017年11月9日 

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