王毅外交部長(外相)は19日、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とネピドーで会談した。中国新聞網が伝えた。
王部長は「中国側はミャンマーの国内平和プロセスの進展を喜んでいる。ミャンマーの関係各者が『パンロン精神』を堅持して友好的協議を行い、最終的に連邦憲法の枠組での民族団結と高度の自治で合意し、長期的な安定・平和を早期に実現することを希望する」と表明した。
「中国側はミャンマーを『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設の重要なパートナーと見ている。両国の強みによる相互補完は明らかだ。中国とミャンマーの包括的・戦略的協力パートナーシップを一層揺るぎないものにし、実務協力を深めるため、ミャンマーの国家発展と実際のニーズに基づき、『人字型』中国ミャンマー経済回廊の建設を検討し、3本柱の大協力構造を形成し、ミャンマー各地の均衡的発展を推進したい」と述べた。
アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は「ミャンマー側は中国ミャンマー経済回廊の構築という中国側の提案を称賛する。この提案はミャンマーの国家発展計画との符合点が多い。ミャンマーは現在、交通や電力の立ち後れの解消を早急に要している。中国ミャンマー経済回廊の構築を通じて、こうした分野で中国側との協力を優先的に実施したい。この提案について中国側と早急に連携したい。ミャンマーは国内平和・和解プロセスを積極的に推し進めている。引き続き中国側の理解と支持を得たい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月20日
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