微博(ウェイボー)で最近、現代女性の「悩み」が大きな話題となり、留学生も「同感!」と心の中で感じている。現代女性の悩みは、海外に留学している中国人の共通の悩みでもあるようだ。米国僑報網の報道を引用して中国僑網が報じた。
徹夜でテスト勉強して、朝起きて髪をくしで梳いていると、髪がたくさん抜けて、「ゾーッ」としたという経験がある留学生も多いだろう。
米国に留学してしばらくして、「海外に来て髪の毛が減った。時間が経つにつれ髪が減っていく」と留学生が嘆いているのをよく耳にする。また、「留学する学費が毎年上がり、まだ経済的な自由を手に入れる前に髪の毛が抜けてしまった……」と嘆く男性らも多い。
最新の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)の統計によると、若い男女に大人気だったのは、オシャレな服でも、化粧品でもなく、抜け毛予防商品だったという。
中国の若者だけでなく、他の国の人達も米国に来ると、同じ悩みを抱えるようになるようだ。
なぜ外国に行くと髪が減るのだろう?
硬水
ロサンゼルスの留学生らによると、同地の水は硬水で、それが抜け毛の原因になっていると言われている。ただ、硬水と抜け毛の関係を証明する科学的根拠は今のところない。硬水とシャンプーが化学反応を起こし、沈殿物が頭皮に付着し、抜け毛の原因になるという説もある。髪の洗い方に問題があり、髪にダメージを与えてしまうことも抜け毛の原因の一つとされている。その他、ロサンゼルスの水質は確かに中国と異なり、来たばかりの時は体がまだ適応できておらず、抜け毛の原因になっている可能性もある。特にロサンゼルス東北部の水は特に硬く、抜け毛が目立つようになるという。
勉強のストレス
見知らぬ異国の地で、緊張した状態で勉強するというのは、留学生にとっては大きなストレスとなる。そして、大量の宿題のほかに、多くの時間と労力を費やして資料調べを行い、その内容を理解した上でレポートを書かなければならない。期末テストになると、徹夜で勉強しなければならず、そのような状況下では、自然と抜け毛が深刻化してしまう。
食習慣の違い
食習慣も健康状態に最も影響を与える要素の一つで、一般的に海外では中国と比べると肉類を食べる割合がかなり高くなる。そして、主食と野菜が少なく、ビタミンが不足がちになる。そのため、ビタミン剤などを買う必要が出てくる。
抜け毛予防のためのアドバイス
1. 水に含まれる有害物質を減らすために、浄水機能付きのシャワーヘッドを買う。
2. 休息をきちんと取り、バランスの取れた食事をし、良好な精神状態を保つ。
3. ビタミンをきちんと摂取し、野菜や果物、ナッツ類をたくさん食べるよう心掛ける。
4. 抜け毛が深刻、もしくは気になる場合、レストランやバーなどで出される水道水をできるだけ飲まないようにする。
5. 室内の通気性をよくし、冬も部屋の中を暖かくしすぎない。室内と室外の気温や湿度の差が大きすぎると、体調を崩す原因になる。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月23日
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