天津市建設委員会はこのほど、天津市は来年、京濱(北京-天津濱海)・京唐(北京-唐山)都市間鉄道の全線敷設工事着工を重点的に推し進める方針を明らかにした。また、天津は、京滬(北京-上海)高速鉄道第二鉄道および天津と承徳・雄安新区を結ぶ都市間鉄道着工前の準備作業を積極的に推し進め、一日も早い着工を実現する環境を整える。新華社が報じた。
天津市城郷建設委員会の宋力威・主任は、次の通り述べた。
「天津市は数年前から、高速鉄道の建設、貨物輸送鉄道の合理化配置、より良質なサービスの提供、北京・天津・河北エリア内陸部地区へのサービス拡大を加速させてきた。ここ数年で新しく伸びた鉄道営業距離は280キロメートル、市管轄地域の鉄道総距離は1267キロメートルに達した。北京・天津・河北エリア協同発展戦略の要求にもとづき、天津市は北京・天津・河北エリア都市群総合交通体系の建設に前向きに参入し、『軌道上の北京・天津・河北』を打ち立てるために尽力してきた」。
「旅客輸送交通の分野では、数年前から、京滬高速鉄道、津秦(天津-秦皇島)旅客専用線、京津都市間鉄道延伸線、津保(天津-保定)高速鉄道などの大型旅客運送鉄道を開通・運行してきた。天津はすでに、華北、華東、東北、西北の各方向と繋がる高速鉄道ネットワーク体系を形成した」。
「鉄道交通中枢の建設に関しては、天津西駅、南駅、濱海駅、于家堡駅が続々と開業した。今後、京濱・京唐などの一連の新高速鉄道が完成すると、鉄道中枢としての天津の地位は一段と引き上がるに違いない」。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月11日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn