18年にオンライン予約提供へ 鉄道網とインターネットを組み合わせる
18年について、陸総経理は、「交通強国、鉄道リーダーになるための第一歩の年となるだろう」とした。
今年、中国全土で鉄道に投じられる計画の固定資産額は7320億元(約12兆6469億円)で、うち国家鉄道が7020億元(約12兆1286億円)だ。新たに建設が始まる鉄道は4000キロで、うち3500キロが高速鉄道だ。
重点的に進められる業務について、陸総経理は、「高速鉄道成網の効率を発揮させ、『復興号』の運行範囲を拡大させ、高速鉄道の旅客輸送の分野の主力軍としての役割を強化する」と説明した。
また、サービスレベルの向上について、陸総経理は、「チケットのオンライン販売システムの機能を強化し、オンライン予約サービスの提供、電子チケットの導入を検討し、農村地域でのチケット販売を推進したい」とした。
その他、オンラインでの食事予約やオンラインでの商品販売、ホテルなど、旅行と関係のある業務との連携を積極的に展開し、駅や車内でのWi-Fiサービス、「高速鉄道+シェア自動車」などのプロジェクトの推進を加速させ、高速鉄道網とインターネットを組み合わせたサービスを構築する計画だ。
20年までに高速鉄道の大都市カバー率を 80%以上へ
陸総経理は報告の中で、「昨年10月に中国共産党第19回全国代表大会が開催され、社会主義現代化国家の全面的な建設の新たな旅路が始まった。まず、率先して鉄道の現代化を進めなければならない。20年までに、合理的な配置で、広範囲をカバーし、効率が良く、便利で、機能が整い、世界で最も現代化された鉄道網と高速鉄道網をほぼ完成させ、その他の交通機関と効果的に結び付け、融合を深化させなければならない。中国全土の鉄道営業距離を約15万キロにし、人口20万人以上の都市をほぼカバーさせたい。うち、高速鉄道は約3万キロにし、大都市のカバー率を80%以上にしたい」と語った。
そして、「上記の目標達成を基礎に、20年以降も努力を続け、25年までに鉄道網を約17万5000キロ規模に拡大させ、うち高速鉄道を約3万8000キロにしたい。35年までには、最先端の整備された現代化鉄道網を完成させたい」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月4日
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