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中国の高速鉄道の営業距離が世界各国の営業距離合計を上回る

人民網日本語版 2017年12月29日16:35

中国の高速鉄道の営業距離は2万2000キロを超え、世界各国の営業距離の合計を上回った。高速鉄道の乗客数は延べ70億人を上回り、全世界の人々が全員1度は乗車した回数に相当する。これは中国鉄路総公司客運部副主任の黄欣氏が、全人代常務委員会弁公庁が27日午後に開いた記者会見で明かしたデータだ。

黄氏によると、中国の高速鉄道は近年、飛躍的に発展しており、「4縦4横」の高速鉄道網がほぼ構築された。「4横」の締めくくりとなる石済(河北省石家荘市-山東省済南市)高速鉄道は、今月28日に正式に開通する。これにより、中国の鉄道の営業距離は12万4000キロに達し、高速鉄道は2万2000キロを超え、世界各国の営業距離の合計を上回った。

黄氏によると、中国はすでに世界で最も現代的な鉄道網と、最も発達した高速鉄道網を擁しているとし、さらには世界で営業速度が最高の、時速350キロの「復興号」もあるとした。中国の鉄道は線路モニタリング・測定施設、プロジェクト建設、列車制御、けん引・給電、運行管理、安全保障、設備製造などの分野で、一連の自主革新の成果を手にしている。中国の鉄道の全体技術水準はすでに世界の先頭集団に入っており、一部の技術は世界トップ水準に達している。

黄氏によると、中国の高速鉄道は10年間の発展を経て、延べ70億人の乗客を輸送している。これは全世界の人々が全員1度は乗車した回数に相当し、高速鉄道はすでに中国人の外出の主要手段になっていると言える。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年12月29日

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