北京市順義区は2020年までに、首都国際空港に隣接する、T3ターミナルビルからわずか600メートルの場所に、北京で初めての「臨空国際免税城」を建設する計画だ。北京臨空国際免税城は、免税店やレジャー・文化体験施設、星付きホテル、ハイエンド・オフィスビルなど各業態を総合的に網羅する。また、T3ターミナルビルや都市間鉄道連絡線ターミナル、T2電車駅とのシームレス接続を実現する。北京青年報が伝えた。
免税城は、世界の各空港の周辺機能のうち最も重要な業態のひとつであり、北京も今後、臨空国際免税城を建設する予定。この免税城プロジェクトは、中国国旅股フン有限公司(フンはにんべんに分)と首都機場集団、順義区政府が共同で建設、投資総額は120億元(1元は約17.2円)、2020年完成の見通し。
プロジェクト担当者は、「免税城の地上部分建設面積は42万平方メートルに達し、免税・レジャー・文化体験・星付きホテル・ハイエンドオフィスビルなど様々な業態を網羅する。初期計画によると、駐車場の収容台数だけでも1万1千台が可能となる」と紹介した。
北京臨空国際免税城が完成すると、主な商業施設の年商は200億元に達し、周辺の産業をけん引し、消費額500億元を実現、将来的には1億元に達し、世界最大級の臨空商業総合体となる見込み。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年1月16日
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