2017年には、中国の多くの小売企業が積極的にモデル転換とバージョンアップを進め、革新の歩みを絶えず加速させ、革新の寄与度と影響力が日に日に高まり、小売産業の回復好転の流れが基本的に形成された。商務部(商務省)の重点モニタリング対象となっている典型的小売企業2700社の売上高は前年比4.6%増加し、増加率は前年を3ポイント上回った。このうちEC経由の売上高が同26.8%増加し、増加率は前年を3.2ポイント上回った。「北京日報」が伝えた。
17年には中国の小売実店舗の革新・モデル転換に多くの注目点がみられた。小売企業はオンラインとオフライン、川上と川下の連携を積極的に進め、様々な業態の、産業の枠を超えた、集合式の、協同化を目指した深い融合を促進した。たとえば無人商品棚や無人コンビニを模索し、買い物の効率を高め、一連のスーパーは新モデル「スーパープラス外食」を発展させた。小売企業は現代の情報技術を十分活用し、実店舗、無人店舗、モバイル端末、テレビショッピングのプラットフォームなどの販売ルートを全面的に開拓し、消費者に便利で効率のよい一体化したショッピング体験を提供した。
データをみると、17年には典型的小売企業の営業利益が同8%増加して、増加率は前年同期を6.5ポイント上回り、利益総額は同7.1%増加して、増加率は同11ポイント上回り、企業の収益力がさらに高まった。これと同時に、主な業態の経営が回復傾向を示し、専売店の売上高は同8.3%増加して増加率は同6.6ポイント上回り、専門店は同6.2%増加、同3.3%上昇、スーパーは同3.8%、同1.9ポイント上昇、デパートは同2.4%増加、同2.7ポイント上昇だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月15日
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