江蘇省蘇州ハイテク区の入居企業である蘇州融萃特殊ロボット有限公司会長兼首席科学者の梅涛氏は18日、記者に対して、「この装置はコンパクトで、緊急事態発生時にトランクに入れて運び、1分以内に設置することができる。ワンクリックで、爆発物に水泡を発射できる。当社はコンパクトなスマート爆発物処理ロボットを開発し、中国人民武装警察部隊特殊作戦部隊の訓練場で初の実験に成功した。これにより中国のテロ対策における小・中型スマート爆発物処理装置の空白を埋めた」と説明した。科技日報が伝えた。
梅氏は973首席科学者で国防科学技術革新特区分野専門家だ。梅氏によると、この爆発物処理ロボットの名前は「清道夫」で、警察用・軍用・救助など特殊な使用シーンで、人間の代わりに爆発物処理を実施できる。このロボットが配備されることは、兵士の代わりに危険と作戦に立ち向かい、武装警察の兵士の命の安全を守る節目としての意義を持つ。先ごろ中国国際科学技術交流センターと深セン市科学技術協会が共催した「大湾区ロボット・AIスマート大会」において、「融萃特殊ロボット」プロジェクトは「10大科学革新プロジェクト賞」を受賞した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月23日
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