上海交通大学は21日、「医療ロボット研究院」の設立を発表した。同研究院はその席で、▽3年以内にミリメートル級手術ロボットアームを自主開発する▽6年以内に精密かつ正確なミクロン級手術を実現する▽9年以内にナノ級からマイクロナノ級の水準に到達するという目標を明らかにした点は注目に値する。中国青年網が伝えた。
上海交通大学は現在、10チーム以上の医療ロボット研究チームを擁し、産業転化の中堅的な力になっている。同研究院は今後、上海市■行区(■はもんがまえに文)と協力し、成果転化、スタートアップ企業インキュベーション、融資、臨床研修など一連の流れを含めた整った医療ロボット産業化生産ラインを建設し、3年以内に医療ロボットスタートアップ企業5社を育成し、6年間で医療ロボット企業を50社ほど集約し、社会から50億元(1元は約17.25円)の投資を集め、国内一流の医療ロボット産業シリコンバレーを初歩的に建設するとしている。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月22日
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