安倍首相が中日関係改善に意欲、中国側は言行一致を望む

日本の安倍晋三首相と河野太郎外相が最近日中関係改善に前向きな姿勢を示したことについて、外交部（外務省）の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で「中日関係の安定した健全な発展は両国民の利益に合致し、地域の平和・発展にもプラスだ」と表明した。

華報道官は「中日関係の改善と発展における中国側の立場は一貫している。中日関係の安定した健全な発展は両国民の利益に合致し、地域の平和・発展にもプラスだ」と指摘。

「日本側が中国側と同じ方向に向かい、中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識を基礎に、中日平和友好条約締結40周年を契機に、意思疎通を強化し、相互信頼を増進し、溝を適切に管理・コントロールし、中日関係の正しい方向に沿った改善と発展を推し進めることを希望する。中国側は日本側を含む各国と共に、『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則に基づき、共同で『一帯一路』建設を推進し、地域の国々の共同発展・繁栄を実現することを望んでいる」と述べた。

華報道官はまた「われわれは東中国海問題に関する日本側の発言にも留意している。日本側が言行を一致させ、中日関係改善の前向きな姿勢表明を政策と行動においてしっかりと実行に移すことを希望する」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2018年1月24日