中国地震台網の公式観測によると、12日午後6時31分、河北省廊坊市永清県(北緯39.37度/東経116.67度)でマグニチュード4.3の地震が発生し、その震源の深さは20キロメートルだった。同日午後8時までに、マグニチュード0以上の余震は11回観測され、うち最大の余震はマグニチュード1.8だった。
〇北京でも揺れ感じる
北京市地震局によると、同市行政区の全てでいずれもわずか2秒ほどと短時間ではあったが、揺れが感じられたとしている。北京市地震局は、被災状況を確認するため、すでに作業チーム2組を震源地に派遣した。現在までに分析された地震観測データの結果によると、地震による異常などは見つかっていない。北京市はこの地震の影響で、通州区于家務郷で市内最大となるマグニチュード4が観測された他、ほとんどの地域でマグニチュード2から3 が観測された。
〇M5以上の地震発生の可能性は少ない北京
中国地震台網センターの分析と判断によると、今回の地震は、単独で発生したタイプの地震であり、震源地でさらに大きな地震が発生する可能性は少ないという。また、北京エリアでM5以上の大地震が発生する可能性も少ないとしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年2月13日
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