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中国の科学技術水準は世界先頭集団を目指して邁進

人民網日本語版 2018年03月05日15:49

貴州省にある世界最大口径球面電波望遠鏡「FAST」

中国科学技術部の万鋼部長はこのほど記者会見で、中国の科学技術革新水準は世界先頭集団を目指し、その邁進を加速させており、一部分野では世界の革新リーダーになりつつあると表明した。中国の国際科学技術論文発表数が世界2位になり、被引用回数でも初めてドイツと英国を抜き世界2位になり、発明特許出願件数・取得件数で世界上位に入った点は特に注目に値する。

万部長によると、中国はすでに世界的な影響力を持つ科学技術革新大国になっているとしている。蛟竜や天眼、悟空などを始めとする重大革新成果が相次いで登場し、基礎研究の国際的な影響力が大幅に向上している。中国は今後措置を講じ、オリジナル革新能力を強化していく計画だ。

第19回党大会の報告では、「革新型国家の建設を加速する」とし、「革新は発展けん引の第一の動力、現代化経済体制を建設する戦略的支柱だ」と明確にしている。

昨年の中国全社会研究開発費は、2012年比で70.9%増の1兆7600億元に達する見通しで、科学技術進歩の寄与率は2012年の52.2%から57.5%に上昇し、国家革新能力世界ランキングは2012年の20位から17位に上昇した。

2016年の中国デジタル経済規模は22兆6000億元に達し、ネット通販取引額、電子情報製品製造規模で世界一になった。技術革新とビジネスモデル革新、巨大な市場規模が効果的に融合し、世界産業構造に深い影響を及ぼし、変化させている。このように急速に更新を遂げている「中国式革新」が世界から注目を集めている。

しかし中国の科学技術オリジナル革新能力は依然として低い。万部長は、「これからは未来の長期的な発展を見据え、基礎研究のトップダウンデザインを強化し、基礎研究人材チームを拡大し、先見性の高い基礎研究の手配を強化する」と表明した。 (編集YF)

「人民網日本語版」2018年3月5日

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