中国人民銀行(中央銀行)広州支店が26日に明らかにしたところによると、海外のエネルギー企業がこのほど広州市の広州炭素排出権取引所で10万トンの排出権を買い取り、広州地区で初めて炭素排出権取引における人民元建て越境決済業務を行ったという。
同社はこれまで海外機関の炭素取引に利用する人民元建て専用預金口座(NRA)の開設を専門に手がけ、炭素排出権取引での資金の回収や支払いが行えるようにしてきた。今回の業務も広東省と同支店が「NRAプラス」の特殊口座を利用して越境金融業務の革新を推進する措置の一つだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月27日
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