第8回北京国際映画祭の開幕まで40日を切った。今年は黒澤明監督没後20年を記念して、同監督作品「七人の侍」を同映画祭にて上映する予定だ。新華網が伝えた。
黒澤明監督は映画史上で世界中に大きな影響を与えた巨匠の1人で、一生涯で数々の名作を世の中に残した。中でも「七人の侍」は黒澤明監督を語る上では欠かすことのできない名作だ。日本の映画誌「キネマ旬報」の「オールタイムベスト・ベスト100」にランクインするなど、映画ファンの間で時代を超えた傑作となっている。
映画「七人の侍」は、「盗賊と化した野武士が貧しい農村から略奪を繰り返す、戦国時代末期。毎年やってくる野武士の襲撃に疲弊した農民たちは若い村人、利吉を中心に玉砕覚悟で野武士と戦うことを決める。しかし、農民である彼らは戦い方を知らない。そこで村の長老が提案したのは侍を傭うというものだった。なけなしの米を賃金がわりに持ち、町にやってきた利吉たちだったが、村を守る為に戦ってくれるという奇特な侍はなかなか見つからない。焦りばかりが募る中、農民たちはある騒動に出くわす。そこで出会った侍、勘兵衛は初めのうちは農民の依頼を断るが、彼らの苦渋を知るうち、農民のために戦う決心をする。最終的に勘兵衛たち7人の侍と農民たちは野武士から村を守り抜く」というストーリー。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年3月8日
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