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春運期間中、北京西駅では延べ154万8千人が顔認証で改札通過

人民網日本語版 2018年03月21日10:38

北京西駅はこのほど、2018年の「春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)」期間中、延べ約588万人の乗客が同駅を利用し、うち延べ約154万8千人が顔認証システムを利用して改札口を通過したことを明らかにした。新華社が伝えた。

スマート化科学技術体験が、春運を変えつつある。今年の春運期間中、北京西駅では17ヶ所で自動改札機が導入された。統計データによると、延べ約154万8千人が顔認証システムを利用して改札口を通過した。北京西駅1階にある改札口では、100人中48人が顔認証システムで駅構内に入り、残る52人が係員の検札で改札を通過し、顔認証システムの利用者が半数近くに上った。

北京西駅広報科の宋科長は、「顔認証システムによる改札は、わずか3秒から5秒で終わる。顔認証システムを1台導入することで、検札係員1~2人分のマンパワーが節約でき、大勢の乗客の検札を行うプレッシャーが緩和された。また、ユーザーエクスペリエンスも大幅に向上した」と話した。

乗車券購入方法も、さらにスマート化が進んでいる。統計データによると、乗客100人のうち、オンラインで乗車券を購入した人は83人、駅の窓口で購入した人は11人、販売代理店で購入した人は6人だった。

乗車券の受取方法も、ますます便利になっている。今年の春運期間中、北京西駅の乗車券自動券売機の設置台数は134台と、前年同期比19台増えた。春運中、オンライン予約購入後、同駅でピックアップされた乗車券の枚数は約333万6千枚に上った。

このほか、春運の「高速鉄道化」という新たな特徴についても、ビッグデータから読み取ることができる。北京西駅を利用した乗客のうち、高速鉄道を利用した人の割合は46%、うち9%が「復興号」に乗車した。残る54%は普通快速列車を利用した。

北京三大駅のひとつである北京西駅の利用客数は、年間延べ1億1千万人を上回る。中国鉄路北京局集団有限公司によると、今年の春運期間中、同社北京局の輸送旅客数は延べ3240万人、前年同期比延べ89万3千人増、増加率は3.1%に達した。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年3月21日

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