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北京ユーザーは毎月5.1回ネット通販利用 減る外出

人民網日本語版 2018年03月19日14:01

国家統計局北京調査総チームがこのほど発表した「2017年北京ネット通販ユーザー調査報告」によると、北京市のネット通販ユーザーの満足度レベルは高い上に年々上昇しており、昨年は91.5%に達して、2015年比4.7ポイント、16年比1.3ポイント、それぞれ上昇した。教育レベルが高いほど、ネット通販への満足度も高い。修士以上のユーザーの満足度が最高で97.5%に達し、中学校以下の層を13.9ポイント上回った。「北京青年報」が伝えた。

▽ユーザーの8割近くがネット通販は「時間の節約になる」

北京の人々はなぜネット通販にこれほど熱心なのだろうか。調査によれば、便利で速い、価格が手ごろ、商品が豊富というのが、消費者を引きつける主な要因だという。便利で速いということについては、回答者の78.5%が、「ネット通販なら家から出ないで済み、時間が節約できる」と答え、39.2%が、「いつでもどこでも買い物できて、空間や時間の制約を受けない」とし、22.4%が、「商品の配送がさらに便利になり、家まで送ってもらえるので運ぶ手間がない」とした。価格が手ごろについては、80%以上が、「ネットの商品(サービス)の全体的価格は実店舗に比べて5%以上安い」とし、40%以上が、「実店舗より10%以上安い」とした。

またネットショッピングプラットフォームには世界各地の商品が集められ、消費者はその中から自由に商品を選ぶことができ、これもますます多くのユーザーを引きつける要因だ。回答者の22.6%が、「ネットショッピングでは地元にはない商品(手に入りにくい商品)が買える」と答えた。たとえば海外のブランドバッグやスキンケア製品などだという。

▽ネット通販支出の70%近くを担う女性

今回の調査で、北京の女性、中年層、高学歴層がとりわけ通販を好むことがわかった。今回の調査の対象になったユーザーの支出をみると、70%近くを女性が占めた。年齢別では、中年層(30-49歳)が70%以上を占め、学歴別では、短大・高専以上の占める割合が85%に迫った。

▽8割超のユーザーが毎月2回以上通販利用

調査によると、ネット通販の発展が消費を喚起する役割を果たすと同時に、北京市民の日常的な消費習慣を変えつつある。ネット通販がもたらした暮らしの変化で一番目に大きなことは、ネット通販の利用頻度が上昇を続け、ユーザーの80%以上が毎月2回以上利用するようになったことだ。調査によれば、北京のユーザーは17年に毎月平均5.1回ネット通販を利用し、16年に比べて0.4回増加した。毎月2回以上という人は87.7%に上り、16年に比べて1.1ポイント上昇した。このうち2-5回が51.9%、6〜10回が23.0%、10回以上が12.8%だった。

次に大きな変化は、ネット通販によって北京市民が買い物に出かける回数が減ったことだ。調査では、70%を超える回答者が、「ネット通販をするようになって買い物に出かける回数が減った」と答え、16年よりさらに割合が高まった。このうち「回数が明らかに減った」とした人は20%に達し、「減った」とした人が半数近くを占めた。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年3月19日 

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