春節(旧正月、今年は2月16日)前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制である「春運」期間が始まって以降、航空機を利用する旅客の主要グループはビジネスを目的とする旅客から、帰省や旅行を目的とする旅客へと徐々にシフトしてきている。ますます多くのホワイトカラーが今回、未成年の子供への付き添いサービスを利用して、冬休みを迎えた子供を先に自分の実家に帰省させている。東方航空カスタマーサービスセンターによると、今年の春運期間において、同航空の特殊な旅客を対象としたサービスのニーズがかなり高まってきており、うち、未成年の子供への付き添い、小動物の輸送サービスのニーズはさらに膨れ上がってきている。そのため、同センターでは旅客の様々なニーズにすぐに対応できるよう勤務スタッフを増員している。新聞晨報が伝えた。
いわゆる特殊な旅客を対象としたサービスとは、付き添いのいない未成年の子供や小動物の輸送(介助犬の輸送を含む)、目の不自由な人や耳の聞こえない人、酸素マスクを必要とする旅客、妊娠中の旅客、病気を患っている旅客などを対象にした11項目の国内外の特殊サービスのこと。同センターの李建文副総経理は、「春運期間中、特殊な旅客を対象としたサービスの業務は主に、未成年の子供への付き添いや小動物の輸送のサービスに集中している。通常期と比較すると、当センターが春運期間中に1日当たりで受け付けるそれらの業務の件数は10倍となっており、利用者数は延べ408人に達している」と説明した。
そのほか、ペット連れの家庭の地位が向上するにつれ、旅行の際に大好きなペットを一緒に連れて行く旅客も増えてきている。春運期間中、同センターが1日当たりで受け付ける小動物の輸送業務の件数は100件近くに上るという。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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