重慶市楊家坪のある火鍋店は、多くのサッカーファンから人気を集めており、大いに賑わっている。同店に火鍋を食べにくる市民たちのお目当ては、麻辣(ピリ辛)火鍋だけではなく、40枚のサッカーユニフォームが展示された店内の壁だ。壁にかけられたユニフォームは、同店の店主・王宇佳さんの宝物で、重慶で唯一の中国サッカー・スーパーリーグに加盟するプロサッカークラブ「重慶斯威」の歴代のものだ。その多くが赤と青の2色で、白いユニフォームもあるが、数は少ない。ユニフォームには、「力帆」や「重慶」とプリントされているのが一般的だ。王さんは、「全部で80枚のユニフォームをコレクションした。2010年に初めて手に入れたユニフォームから始まり、壁には中国プロサッカーユニフォームの20年間の変化を物語る数々のユニフォームが展示されている。この壁が、ユニフォームの歴史であり、重慶サッカーの歴史そのものを示しているといえる。また、ユニフォームを店内に展示したのは、自分が火鍋だけでなく、サッカーも大好きだから。今後多くのサッカーファンがこの火鍋店を訪れ、火鍋を食べながら、青春の記憶を呼び覚ましてほしい」と語った。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年3月28日
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