2018年3月29日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

アリババがIoTに全面的進軍スタート

人民網日本語版 2018年03月29日17:21
アリババがIoTに全面的進軍スタート

阿里巴巴(アリババ)集団の胡暁明シニア副社長(阿里雲<アリクラウド>社長)は28日、2018年阿里雲棲大会・深センサミットで、「アリババはモノのインターネット(IoT)の分野に全面的進軍をスタートする。IoTはアリババグループにとってEC、金融、物流、クラウドコンピューティングに続く新たなメインサーキットになる」と述べた。中国新聞網が伝えた。

胡氏は、「過去20年間のインターネットは『人のインターネット』であり、未来の20年間のインターネットは『モノのインターネット』になる。アリクラウドのIoTの位置づけはIoTインフラの構築者というもので、今後5年間で100億台の設備をつなげる計画だ。またIoTがもたらす課題に対処するため、アリクラウドは2018年に新興技術分野の『エッジコンピューティング』に戦略的投資を行い、世界初の『すべてをカバーするクラウド』を打ち出す計画だ」と述べた。

現在、アリクラウドは複数の次元にまたがったコンピューティングサービスと人工知能(AI)サービスを提供しており、これにはIoTのオペレーティングシステム「AliOS Things」、Iotエッジコンピューティング製品、汎用型IoTプラットフォームが含まれ、物理的なリアルタイムでの方針決定や自主的な協力を実現して、IoTを知のインターネットへと押し上げることになる。

アリクラウドは09年に設立され、今や中国で最大かつ世界で3本の指に入るクラウドコンピューティングサービス企業だ。インターネットデータセンター(IDC)がまとめたデータをみると、アリクラウドの中国市場シェアは47.6%に上り、市場のフォロワー数は2位の企業の5倍に達する。

アリクラウドは14年にIoTの研究開発をスタートし、これまでに都市、生活、製造、自動車の4大IoT分野のコア技術をめぐる配置を完了している。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年3月29日


【1】【2】

コメント

最新コメント

アクセスランキング