中国外交部(外務省)の耿爽報道官は3日の定例記者会見で「朝鮮半島情勢の緩和を後押しし、朝鮮半島問題の解決を対話と協議という正しい道に戻すために各国が努力することを希望する」と表明した。
【記者】報道によると、日本は、さらなる弾道ミサイル実験及び日本の領土に対する攻撃に直面する可能性があり、より協調の取れた対応措置を取る必要があるため、部隊の指揮権を統一すると言明した。アナリストは朝鮮を念頭に置いた解釈をしている。これをどう見るか。
【耿報道官】最近朝鮮半島情勢には前向きな兆しが生じ、関係各国が積極的に連動し、米側を含めこのために努力しており、いくつかの成果を挙げてもいる。この過程において、日本側はいささか疎外されたと感じているようだ。
日本側は最近、朝鮮側は新たな核実験の準備をしている可能性があり、さらなるミサイル発射実験を行う可能性があるとの発言をした。彼らの警報は、国際社会の注意を引きつけることに成功した。
日本側は安心してもらいたい。朝鮮半島の非核化推進、国連安保理の対朝決議の全面的で完全な履行における国際社会の決意と意志は非常に明確で、かつ揺るぎないものだ。
各国が現在のタイミングを捉え、同じ方向に向かい、朝鮮半島情勢の緩和を後押しし、朝鮮半島問題の解決を対話と協議という正しい道に戻すために共に努力することを希望する。われわれはみなが共に努力している時に、「足を引っ張る」者がいないことを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月4日
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