支付宝(アリペイ)は1日、今年の「メーデー」(5月1日)小型連休中の海外旅行におけるモバイル決済データの報告を発表した。「国際商報」が伝えた。
データによると、海外において、中国人女性は中国人男性よりも消費に熱心で、海外で消費活動をしたアリペイユーザーの実に65%が女性だった 。また90後(1990年代生まれ)が初めて80後(80年代生まれ)を抜いて、海外消費の主力となり、取引1件あたり金額が最も大きかったのは、カナダのロレックス直営店での取引だった。
中国人の海外旅行で携帯電話による消費行為が行われる場面は、「爆買い」だけでなく、レストラン、タクシー、観光地などさまざまな方面に広がりをみせる。中国人に最も人気のあるレストランチェーンはマクドナルド、香港翠華餐庁、スターバックス、最も人気のある観光地は香港地区の2大テーマパークと台湾地区の台北101だ。中国人はシンガポール、米国、オーストラリアでよくタクシーに乗り、オーストラリアでは同連休期間にタクシー料金をアリペイで支払うと1割引きになるサービスが受けられる。
ここ数年の間に、中国人の休日の過ごし方として海外旅行が定着した。中国人観光客によりよいサービスを提供するため、多くの海外企業が工夫を凝らし、中国語のショッピングガイドサービスを提供したり、中国人の間で最もポピュラーなアリペイの使い方を勉強したりしている。タイの場合、観光客が最も多く訪れるバンコク、チェンマイ、プーケット島などでは、空港でも商店でも、どこでも中国語の表示が目に入る。また大通りから横町まで、コンビニエンスストアのセブンイレブンからマクドナルドまで、さらには免税店キングパワーから個人タクシーまで、どこでもアリペイで支払いをすることが可能だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月3日
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