レコードが中国で誕生して今年で110年を迎えた。レコード会社・中国唱片(レコード)集団有限公司(元「中国唱片総公司」)は9日、上海でレコード復興計画を実施し、20年ぶりに上海にレコードの生産ラインを復活させて、「中国製」のレコードを生産すると発表した。新華社が報じた。
レコードは温かみがあり、多くの人の思い出となっている音楽メディアで、近年、世界の音楽市場でにわかに人気が再燃し、若者たちの間で好評を博している。中国唱片集団がドイツに委託して製造されたオールド上海や中国伝統演劇のレコードシリーズは中国国内外で人気となっている。同社の樊国賓・総経理によると、上海市文化クリエイティブ資金のサポートの下、ドイツから全自動のレコードのプレス装置、音を刻み込むカッティングマシン、マスターディスク製造システムからなる生産ラインを購入し、9日から生産が始まった。今後は、生産能力と品質の向上を図り、中国の100年以上のレコードの歴史を蘇らせ、活気づける計画という。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月10日
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