中国スマホ大手・小米科技(シャオミ)の雷軍CEOは14日付の社内Eメールで、スマホ部内に独立したカメラ部門を設立し、朱丹氏がその総経理を務めると発表した。雷氏は、「撮影はすでに多くのユーザーがスマホを購入する際の重要な要素になっており、ユーザーのカメラの撮影機能に対するこだわりも高まっている。カメラ部門は全社の有力資源を集め、当社製カメラの撮影水準を世界トップレベルに引き上げなければならない」と力強く語った。北京商報が伝えた。
小米製スマホはプロセッサの速度を売りにし、シンプルな体験を強調していたが、撮影機能はそれほど高くなかった。「mix 2」のようなフラグシップモデルであっても、撮影機能が2流レベルだった。「小米Note 3」になり、ようやくグレードアップし、評価機関やユーザーから認められるようになった。つまり小米製スマホの撮影レベルが業界一流になったのは、この1年ほどのこととなる。
業界関係者によると、スマホ市場はすでに飽和しており、差別化が各社の検討すべき課題になっている。バッテリーの持ちや性能、デザインでアピールできない状況下、カメラは大きな差をつける最後のポイントになっている。ファーウェイは今年発表したフラグシップ機「P20 Pro」に、3つのライカカメラレンズを搭載した。メインカメラに4000万画素のカラーセンサーカメラ(F/1.8)を採用。さらにメインカメラのセンサーのサイズをインチにし、800万画素の望遠レンズ、2000万画素のモノクロレンズを合わせた。
さらに、サプライチェーンの消息筋によると、アップルは3つのカメラレンズを開発中で、来年発表する可能性が高い。3つのカメラレンズはいずれも1200万画素。さらにOPPOとvivoも撮影をセールスポイントにした宣伝を続けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月15日
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