北京時間7月23日午前5時0分、「大暑」の節気が訪れた。専門家は、「この時は、1年で最も暑い。飲食や日常生活では、水を多く飲み粥を常食し、遅めに就寝して早起きし、昼寝も適宜行い、暑さを除いて秋を迎えられるよう心掛ける必要がある」と人々に注意を促している。新華社が伝えた。
毎年西暦7月23日前後に、太陽の黄経が120度に達し、二十四節気の一つである「大暑」が訪れる。大暑は二十四節気のうち12番目の節気で、夏季の最後の節気でもある。「大暑」が過ぎると、天気はだんだんと秋に移り変わる。
大暑のころは、1年中で最も暑い時季となる。気温は最も高くなり、中国の多くの地域で、極限のような高温天気が到来する。
天津中医薬大学第一付属病院栄養科の李艶玲・主任は、「この時季は、仕事を合理的に手配し、作業と休息のバランスを取り、炎天下を避け、室内の温度にも注意する必要がある」と注意を促し、以下の通り続けた。
「飲食の面では、あっさりして消化しやすい食物繊維に富むものを選ぶこと。水をたくさん飲み、粥を常食し、新鮮な野菜・果物をしっかり食べるほか、ハス、ユリ、ヨクイニンなど、身体の熱を下げ、内臓を丈夫にして、潤いや気をもたらし、陰を養う食べ物を意識して摂ること。また、暑気払いに注意を払い、ハスの葉、トウガン、スイカ、リョクトウなどを進んで摂ると良い。同時に、飲食面での衛生にも十分気を配る必要がある」。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月23日
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