今月12日からモバイルソーシャルアプリのQQを利用して、スマホで第5版人民元100元札をスキャンすると、画面に写った紙幣から鳳凰が飛び立ち、椿の花が咲き乱れ、3D表示された人民大会堂の動画が流れる。今年は人民元発行から70周年となっており、国務院反偽貨幣活動連席会議弁公室の監修のもと、テンセントQQとテンセント金融科技、中国印鈔造幣総公司は昨日、QQ-AR「人民元偽造防止知識」インタラクティブ体験を正式にリリースした。人民元偽造防止PRにAR技術が使用されるのはこれが初となる。北京青年報が伝えた。
記者は昨日、早速この機能を体験。スマホアプリのQQのスキャン機能で百元札紙幣をスキャンすると、一羽の鳳凰が紙幣の上から飛び立っていく様子が写しだされた後、蝶々が咲き乱れる椿の花の間を飛び回る動画が流れる。その様子はまさに本物さながら。
続けて百元札紙幣に施されている「紙幣を傾けると変色するホログラムセキュリティライン」や「視覚障害者向けの深凹版印刷による識別マーク」、「2色印刷を採用した序列番号は数字前2ケタが茜色で、後ろは黒」、「潜像パール模様」、「光学的変化インキ」といったさまざまな偽造防止技術を次々と紹介する。そして最後には、紙幣裏側の人民大会堂を3D表示した動画が流れ、紙幣に印刷されている人民大会堂の側面や街灯などを目にすることができるようになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月12日
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