第12回中国航空ショー、量子レーダー試作機が初公開

第12回中国国際航空宇宙博覧会において、中国電子科技集団公司が開発した中国初の単一光子量子レーダーの試作機が初公開された。同社の関係者によると、同社は量子レーダーの研究について、レーダーシステムの設計、システム開発、実験・検証の初期段階の能力を形成している。中国青年報が伝えた。

量子レーダー探査技術は近年、国内外の研究の注目点になっている。量子レーダーは量子状態を情報の担い手とし、システムのエネルギー消費量を効果的に削減できる。従来のレーダーの見えにくい標的の捕捉、電子戦での生存、プラットフォームのペイロードの制限といった、数多くのボトルネックを解消することが期待できる。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年11月8日