日本の西武ゆうえんちでこのほど、飾りランタンを使ったショーが始まり、四川省自貢から運ばれた約240個(セット)の美しいランタンによって、園内はファンタジーな氷雪の世界に姿を変えた。人民日報が伝えた。
今回のランタンショーは、西武ゆうえんちと日本アジア太平洋観光社、四川自貢海天文化公司が共同で企画・運営しており、来年3月3日まで開催される。「雪と氷の世界」をテーマに「極地の海洋」や「雪の城」、「雪にまつわる伝説」など7大テーマエリアにより構成されている。
日本アジア太平洋観光社の劉莉生社長は、「中国のランタン文化が日本に大規模な進出を果たしたのは、今回が初めてであり、中国伝統文化が商業化を通じて海外に進出する素晴らしい試みでもある。中国のランタンが、日本のより多くの地方で灯され、中日両国の文化交流促進に貢献することを願っている」とコメントした。
自貢海天文化公司の羅睿・副社長は、「今回のランタンショーは、中国の技術と伝統文化の要素を展示しているだけでなく、日本の設計理念とランタン技術も融合させている。今回展示されている精巧で美しいランタンの部品は、32台の大型コンテナに搭載され、海を越えてはるばる日本に到着した後、専門の職人10数人が非常にタイトなスケジュールの中、1ヶ月で組立作業を完成させた。日本の人々にきっと喜んでもらえると期待している」と話した。
自貢のランタン祭りの起源は唐代(618-907年)までさかのぼることができ、2008年に「国家級無形文化遺産リスト」に登録された。1980年代末に初めて海外に進出して以来、自貢の飾りランタンはすでに50以上の国・地域で展示され、見学した人々の数は4億人を上回り、各国の人々から高い評価を受けている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年11月30日
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