中国銀行東京支店は今月22日、人民元と円のグリーンボンド(環境債)の条件を決定した。人民元の発行額は8億元(1元は約16.3円)、円は300億円となる。今回のグリーンボンド発行で集めた資金は、条件にマッチしたグリーンプロジェクトに使われ、東京プロボンドマーケットで上場する計画だ。人民網が伝えた。
今回のグリーンボンドは、日本及びその他の国の投資家が積極的に購入している。そのうち、日本の投資家の割合が40%を占めている。投資家のジャンル別にみると、資産管理会社が37%、ソブリン・ウエルス・ファンドが30%、銀行が25%をそれぞれ占めている。
10月26日、中国人民銀行(中央銀行)は、中国銀行東京支店が日本における人民元清算銀行になる権限を与えた。中国の金融機関として日本市場に初めて進出した中国銀行は日本市場で32年間にわたり深く開拓し、資産規模や収益性は日本市場に進出している外資系銀行の中ではトップとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月28日
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