中国自然資源部(省)への5日の取材によると、中仏海洋衛星が軌道上の飛行を開始してから1カ月にわたり良好なコンディションを維持しており、第1陣となる海洋動力環境データを収集した。中仏双方の科学者は、衛星に搭載されている2つのマイクロ波ペイロードが取得した海面風場及び海洋波スペクトルなどの海洋動力環境データ結果が、実際の海の状況とほぼ一致することを確認した。科技日報が伝えた。
中仏海洋衛星は10月29日に打ち上げられた。今月3日まで軌道上で400以上のデータを取得した。これには世界の海の状況に関する多様な情報が含まれる。例えば衛星が提供した観測資料により、偏西風エリアの毎日の気圧の分布と移動・変化、台風の位置・勢力・破壊性などを非常に直観的かつ効果的に判断できる。衛星は今年の台風28号の形態的な特徴や中心位置をいち早く確認し、台風の進路と移動速度を把握した。関係機関が解析し予報を出すための根拠を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年12月6日
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