中国金融認証センター(CFCA)はこのほど、「第14回中国eバンクアニュアル・カンファレンス」で、「2018中国eバンク調査報告」を発表。同報告の個人のスマホ銀行の利用状況を見ると、全国規模の業務を展開している商業銀行16行の個人のスマホ銀行ユーザー数は平均7696万人、地方の商業銀行64行のユーザーは平均178万人となっている。また、銀行17行の個人のスマホ銀行ユーザー数は業界の平均水準を上回っている。経済参考報が報じた。
スマホ銀行個人ユーザーのアクティブ度を見ると、全国規模の業務を展開している商業銀行のアクティブユーザーは平均45%となっている。そして、銀行6行のアクティブユーザーの割合は、業界の平均水準を上回っていた。地方の商業銀行のアクティブユーザーは平均42%。27行のアクティブユーザーの割合が業界の平均水準を上回っていた。
報告は、「パケット通信利益の時代が終わると主に、各銀行のスマホ銀行の運営は、規模型の成長から、運営型の成長へと変化している。重要な運営指標である、ユーザーのアクティブ度には今後も注目が集まるだろう。そして、ユーザー体験の良し悪しが、運営に直接影響するだろう」と指摘している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月19日
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