中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は23日に「中国銀行保険監督管理委員会の一部規則規程の廃止・修正に関する決定」を発表し、中国資本銀行と金融資産管理会社の外資による持ち株比率の制限を撤廃し、国内資本と海外資本で統一的な株式投資の比率のルールを実施し、外資系企業の投資の円滑化を引き続き推進することを明らかにした。人民日報海外版が伝えた。
この決定は、内国民待遇原則を遵守しており、外資による中国資本金融機関への出資について単独の規定を設けることはせず、中国資本にも外資にも統一的な市場参入の規定及び行政の許認可の規定を適用する。外資による中国資本銀行および金融資産管理会社への出資での持ち株比率の制限を撤廃する。同時に国内外資本を同等に見なすとの原則を踏まえ、海外金融機関が投資・出資する中国資本商業銀行及び農村部の中小規模金融機関については、出資時の海外金融機関の分類に従って監督管理を実施し、外資が出資調整する銀行の機関としての分類にはよらないことを明確にする。国内外資本の銀行業への出資のために公平で公開された透明性の高いルール体系を構築し、監督管理ルールと監督管理システムの安定性、継続性を維持する。海外金融機関が投資・出資する中国資本銀行は、関連の金融をめぐる慎重な監督管理規定に合致しなければならないほか、海外投資家の中国国内での投資をめぐる中国の外資に関する基礎的な法律も遵守しなければならないことを明確にする。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月24日
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